法然上人30数年間お念仏宣揚、親鸞聖人ご入信の地「吉水草庵」ご旧跡

安養寺は延暦年間桓武天皇の勅願によって伝教大師が都鎮めの寺として創建されたお寺です。
また門前に「真葛ケ原吉水草庵」と書かれた古い石柱が建っていますが、法然上人が三十数年間お念仏を宣揚なさっておられた「吉水草庵」の旧跡です。真葛ケ原は現在の円山公園一帯の旧名で安養寺はその東北に当たる所にあります。

安養寺山門

円山公園の自動車道または公園内の道を上へ上へと登って行くとやがて安養寺の山門に辿り着きます。この門の左側に除夜の鐘で有名な知恩院の大鐘があります。本堂はこの石段を登り詰めたところに建っています。石段は七十段ばかり、脚のお弱い方にはちよっとお気の毒ですが、その代わり本堂前迄登り振り向けば眺望絶佳。京都のメイン通り四条通りを真正面に、京都の市街地をバックにして、遠く愛宕山などの西山連峰が望めます。また春秋の両彼岸、本堂正面四条通りの尽きる山上に夕日が沈みます。つまり其処が真西に当たり、阿弥陀様の居られる西方浄土(極楽)のある所とされる方向です。春夏秋冬夕日の落ちる場所が移動し、それぞれに趣があって夕焼けの名所でもあります。

 

 


本堂脇の大銀杏 東山のシンボルツリー

秋,紅葉の頃になると本堂の右側奥、書院、庫裏の玄関前にある公孫樹が毎年見事な黄葉を見せます。本堂の建っているところは、東山三十六峰の22番目、円山(標高98m)の山頂です。北は比叡山を第1峰とし、南の稲荷山で終わる東山三十六峰。「布団着て寝たる姿」等と表現されていますが、円山は京都市内から眺めると,第21峰華頂山(頂上に将軍塚「坂上田村麻呂を祭る」標高216m)第23峰長楽寺山(標高190m)の両峰に抱かれた山の中腹に見えます。円山の付近にも大きな公孫樹は何本かあるのですが、四条河原町辺りから東山を眺めると不思議とこの大公孫樹だけが深く沈んだ緑の中にくっきりと浮かび上がっています。正に東山のシンボルツリーと言った存在感を見せています。円山の名は安養寺の山号「慈円山」から名付けられたもの。公園の名前にもなっています。

 

円山公園の一番上、知恩院の大鐘楼の横です。皆様のご参詣をお待ちしております

石段が72段ほどありますので残念ながら車椅子でのお参りは不可能です。タクシーは門前まで来ますが、大型バスは入れません。知恩院山門前駐車場をご利用下さい。自家用車は門前に2~3台程度駐車出来ますが、駐められない時は知恩院山門駐車場か円山公園市営駐車場その他をご利用願います。徒歩10分~15分で来られます。

拝観時間 毎日午前8時より午後5時まで(ただし法要のある時は本堂内に入って頂けませんので、       あらかじめご確認下さい。また時間外ご希望の方はお申し出下さい)

拝観料  決まっておりません、ご志納ください

郵便番号 〒605-0071

ところ  京都市東山区円山町624

でんわ  075-561-5845

ファクス  075-561-2040